オーディオ事始め

オーディオは、趣味の世界で人それぞれ好みやこだわりが異なります。ですから、これが良いとか悪いとかは、その人の意見であって他の人に通じるとは限りません。

そこでこのブログでオーディオの良し悪しについてお話しするときは、あくまでも個人の意見や感じ方であることをはっきりするために、「私は・・する、・・と思う」と表現しようと思います。

さて、私のオーディオとの最初の関わりについてお話しします。

最も古い記憶は三才頃だったと思いますが、祖父の家に行くと蓄音機がありました。ゼンマイを巻いて針を落とすと声が出るのが珍しくて、昭和初期の歌謡曲、浪曲、漫才などを次から次へと聴いていました。

当時はSP盤と言って今のLP盤より一回り小さくて黒くて重い盤でした。回転数はLPの33回転に対して78回転と速く、片面5分程度の演奏時間でした。

今のような電気録音技術の無かった時代でしたが、本当にそこで歌っているような生き生きとした音がしました。

SP盤は、鉄の針で音を出すので材質がとても固く落とすとすぐに割れるので、幼いながらも取り扱いには気を使いました。

針はすぐに摩耗するので、片面を聞くごとに交換します。レコード盤を回すのもモーターではなくゼンマイ仕掛けなので、片面ごとに巻きなおしました。

今のレコードと決定的に違うのはレコードによって回転数が違う事!
78回転と言ってもそれは標準値で、実際はレコードによって回転数が1割ほど異なっていました。そこで、回転速度を調整するレバーがついていました。

今でも当時のSPレコードをいくつか持っていますが、蓄音機がありません。

SP盤専用のカートリッジが必要なので、何時か手に入れて懐かしい音をもう一度聴きたいと思っています。

2016年10月27日